バブル景気の終了で日本の景気が低迷する中、1995年(平成7年)に、現在のBP2の場所にセガのアミューズメントテーマパーク構想に基づいた施設「ジョイポリス」がオープン。
サッカーW杯フランス大会(1998年)の日本戦の日には、ジョイポリス前に大型モニターが設置され、観戦イベントが開かれた。日本代表のユニホームを着た多くのサポーターが集まり大変な盛り上がりを見せた。
1996年(平成8年)にビルボードプレイスがオープン。オープン時には、テナントの9割が新潟初出店だった。
建物の内外に広告(ビルボード)を配置し、店内にいながら街並みを散策しているような雰囲気が演出されている。これは、ニューヨークのタイムズスクエアをモチーフに作られたのだという。
かつてトヨタのショールームがあった場所に、1996年(平成8年)コズミックスビルがオープン。
このビルの1階には一時「エチゴビール」のパブがあった。「エチゴビール」は当時、日本発の地ビール(クラフトビール)として話題になっていた。
2001年(平成13年)にBP2、Tジョイ新潟、スターバックスコーヒーがオープンする。
スターバックスコーヒーはオープン時には大変な話題となり、行列が絶えなかった。
ラテやモカ、キャラメルマキアート等、新しいコーヒーの飲み方をこのお店で知った人も多いのではないだろうか。
2002年(平成14年)、三越エレガンスだった場所に新潟アルタがオープン。
若い女性を中心に大ブームを巻き起こした“ギャル文化”を牽引するような店舗や、プリントシール機が並び、若い女性で賑わっていた。セール時には大音量で店内BGMを流し、店員はメガホンを使って声を嗄らしながらお客の呼び込みをし、お客も大きな声で話をしていた。
2005年(平成17年)にはダイエーが閉鎖され、2007年(平成19年)にはラブラ万代がオープンする。
ラブラ万代のオープン日には建物の周りに行列ができていた。オープン後1か月の売り上げは当初見込みの1.4倍だったのだとか。この年、万代の地下が前年から3%上昇し、県内で最も高い値上がり率になった。
これまで“買い物の街”だった万代エリアにマンションが建ち始め“住む街”になったのもこの頃からだ。
2011年(平成23年)にシルバーボウル、マクドナルド、ミスド、ケンタッキーが閉店し、その場所に2013年(平成25年)にラブラ2がオープンすると、2015年(平成27年)に活動を開始したNGT48がラブラ2に専用劇場をオープンさせる。
2013年(平成25年)4月にメディアシップがオープン。
東日本大震災の影響で2012年(平成24年)にすでに営業を終えていたレインボータワーが、2018年(平成30年)老朽化により解体。
それまで新潟市のシンボル的存在だったレインボータワーには、延べ341万人が搭乗したという。解体が始まる日もたくさんの人が訪れていた。
2025年(令和7年)に、かつて新潟アルタだった場所に、すでにオープンしていたマクドナルドとミスドに並び、ケンタッキーがオープン。
万代シテイは、時代ごとに役割を変えてきた。工場地帯から商業地へ、買い物の街から遊びの街へ、そして暮らしに近い場所へ。
形は変わっても、「行けば何かある」という感覚は、ずっと変わらない。
次に万代を歩くとき、「あの店ができたのはいつだったかな」。そんなことを思い出しながら歩いてみるのも、案外楽しいかもしれない。